効率的なリスティングの運用方法とは?面倒なエクセル作業から脱却!?

 

効率的なリスティングの運用方法とは?面倒なエクセル作業から脱却!?

 

 

リスティング広告を運用するためには実に色々な作業が発生します。その中でも特に時間がかかるのが、キーワードの変更や広告文の変更といったアカウント構造の変更ではないでしょうか?アドワーズエディターやキャンペーンエディターなどサポートツールはあるもの、それを活用するためのデータをエクセルで作成する作業は人の手で行っているのが現状です。本記事ではリスティングを運用する上で必須な変更作業を効率化する手段についてご紹介していきます。

 

 

1.変更作業を煩雑にする2つの”最適化”

 

 

 

 

リスティング広告を運用していく中で最適化を図るためにキーワード・広告の変更などを行っていくかと思いますが、その変更作業をどのように行うかでそのあとからの作業効率が劇的に変わります。本章では変更作業を煩雑にしてしまう誤った”最適化”の方法についてご紹介していきます。

 

1-1 . ルール無視・最小単位での最適化

 

リスティング広告は非常に細かい単位で変更が可能です。キーワード、広告など1つ1つ最小粒度で変更設定ができます。広告の掲載結果も最小粒度で確認することができるので、最適化を行う際ついつい細かい単位で行ってしまいます。

 

理想としてキーワード、広告毎にユニークな最適化を行っていくことは大事です。ただし、それでは何かを変更する際に現状の内容を全て1つ1つ確認しないといけなくなります。

 

 

また最適化をする上で最小粒度で判断したデータが本当に正しい結果なのかということも同時に考慮しなければいけません。データサンプル量が少なすぎることで、結果の差異が持つ精度が低くなるからです。

 

成果が出る正しい判断を行うためにも、”粒度”という切り口は非常に大事な考え方になります。


 

1-2 . YahooとGoogleを常に別々にした最適化

 

少し極論になりますがYahooとGoogleは本当に別の媒体として扱うべきでしょうか?この考え方も”粒度”という切り口を当てはめて考えるべきテーマになります。

 

 

媒体毎の利用者属性が異なるため完全に同じとはいえないですが、YahooとGoogleを別々の内容にしていくことで単純に2倍の作業がかかるようになります。

 

 

この媒体問題も1-1同様、別々に最適化を行うのであれば改めてそれを行うだけのデータサンプルや差異の違いについて分析し、分けて考える必要がある”粒度”なのか検討すべきです。

 

2.変更作業を劇的に効率化するための最適な”粒度”設計とは?

 

 

 

 

 

前章では最適化を行う上で煩雑化されていくケースを紹介いたしました。2つのケースともに共通することは、最適化の”粒度”を間違ってしまったという点です。

 

 

リスティング広告で成果を出すためには、長期間(半年~1年間)のPDCAを念頭にして運用を行っていく必要があります。そのため開始直後から最適化の”粒度”をいきなり最小粒度で行い、管理が煩雑化してしまうと、改善サイクルが回らなくなることがよくおきます。

 

本章では運用を行う上での最適な”粒度”を設計するために必要な考え方について紹介していきたいと思います。

 

2-1 . 20:80 の 法則で運用方針を明確に分ける!

 

 

まず最初にキーワードをBIGキーワードとSMALLキーワードの2つに分けることが必要です。BIGキーワードとは配信ボリュームが多く、成果がよく出るキーワードのカテゴリ。SMALLキーワードとはキーワードの配信ボリュームが少なく、1つ1つの成果が非常に少ないキーワードのカテゴリです。

 

 

掲載しているキーワードを全て同一に扱うのでなく、BIGキーワードは粒度を細かく個別最適化を図るが、SMALLキーワードは粒度を上げて全体最低化を図るといった区分を行っていく必要があります。

 

 

個別最適化は手動で細かく、全体最適はなるべくルールで効率的に自動化を進める、といった運用が望まれます。


 

2-2 . 運用初期、中期、後期の時系列による違いで運用方針を分ける!

 

次に時系列でも運用方針を分けることが重要です。開始直後の運用初期はなるべく全体インパクトを重視し、最適化の粒度を大きくします。

 

中期に入れば2-1のようにキーワード毎の違いで運用方針を分けることが必要になり、後期ではさらに粒度を細かくし最適化を図る時期になります。

 

ただし後期の粒度を細かくした最適化は、煩雑化による作業スピードとのトレードオフになることを踏まえた上で踏み出すタイミングを見極めることが重要です。

 

2-3 . アカウント構造の寿命を意識する

 

最後にリスティングのアカウント構造には寿命があることを理解しておく必要があります。運用をしていく中で最適化を行っていくと、どうしても煩雑な内容になっていくことは避けられません。

 

そんな時は今の最適化の内容を踏まえ、一度アカウントをリセットし作り変えることをおすすめします。非常に時間がかかる作業ですが、いつかは寿命がくるものだと割り切って作り変えるという英断をしていくことは非常に大事なアクションになります。

 

3.アカウント構造の変更作業を効率化する自動化ツール

 

 

最後に、キーワードや広告といったアカウント構造を効率的に変更を行うことができる自動化ツールをご紹介していきたいと思います。

 

3-1.  Yahoo、Googleの変更作業を一括で対応

 

 

YahooとGoogleの2媒体があることで2倍の作業時間がかかるというのは、運用者にとって非常に厄介な問題です。またYahooとGoogleで広告掲載の仕組みはほとんど同じ(※大元のシステムは一緒)なのですがデータ形式や入稿方法などが微妙に異なるため、同じ内容の変更を行う際も2回同じような作業が必要になります。

 

 

これをサポートするツールとして、YahooのデータをGoogleフォーマットに変換したり、1つの入力内容でYahooとGoogleをまとめて変更したりするようなサポートを行ってくれるツールが存在します。

 

3-2 . ラベル機能を活用した一括変更

 

 

キーワード1つ1つを変更するのは非常に大変な作業です。例えばECなどの場合、商品が在庫切れになり広告掲載を停止するために、該当する商品の全てのキーワードを抽出する作業などはよくあります。

 

その時1つ1つのキーワードデータを確認するのでなく、商品というラベル機能を活用して一括で停止・追加などの変更作業を可能にしてくれます。

 

3-3 . 入力データからバルク&入稿作業を自動的に対応

 

キーワードや広告を入稿する際、実際のデータ作成をするためにキーワードの素材や広告のルール表からエクセルで毎回データを作成する作業が必要になります。何千 ~ 何万というデータを作成するために、エクセルの数式を活用して掛合わせたり・組み合わせたり・紐付けたりする作業を行うため非常に時間がかかってしまいます。

 

この問題をクリアするために、それぞれの作業単位で効率化するツールもが存在したり、また基になる入力データをインプットするだけでその後のデータ作成・入稿を全て対応するツールも存在します。

 

 

弊社で開発・提供しているリスティング広告の自動化ツール「ADFUNE(アドフネ)」については、上記のようなロジックを組み込んでアカウントの変更作業ををスピーディーに進めることが出来ます。詳しいご案内をご希望の方は、下記よりお問合せをお願いします。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?リスティングを運用する上で必須な変更作業を効率的に行うためにも、粒度の設計や効率化ツールを活用しつつPDCAのスピードの改善にチャレンジしてみはいかがでしょうか?

ShiroKuro

ShiroKuro

インターネット広告の代理店で運用を10年。コンサルティングやオペレーションの仕組み・サービス設計を担当。その後、独立してWebエンジニアへ転身。Webマーケティングのオペレーションエンジンを日々開発中。 #twitter https://twitter.com/ShiroKu93776123