リスティング広告で広告が表示されない?ロングテールのキーワードで広告を表示するために重要なたった1つのこと。

 

リスティング広告で広告が表示されない?ロングテールキーワードで広告を表示するために重要なたった1つのこと。

 

 

 

 

 リスティング広告を成功させる上で、ロングテールのキーワードを有効的に活用することは非常に大事です。ロングテールキーワードを網羅的に選定するかと思いますが、やみくもに入稿していてはせっかくのキーワードに対して広告が表示されず、無駄なアクションになってしまいます。当記事ではロングテールキーワードでよく起こる、広告が表示されない問題の対策をご紹介していきます。

 

 

 

1.なぜ広告が表示されないのか?

 

 

 

広告が表示されない問題を対策するために、まずAdwordsの広告掲載の仕組みを理解することが重要です。どういう広告が高い評価を得られ、上位表示がされやすくなるのか。Adwordsにおける広告の評価基準についてご紹介していきたいと思います。

 

1-1 . Adwordsで評価される広告とは?

 

 Adwordsで評価される広告とは、ユーザーにとって”有益な情報”を提供している広告となります。この”有益な情報”かどうかを判断するためにAdwordsでは色々な指標をチェックしているのですが、その中で重要な指標の1つにクリック率があります。掲載されている広告毎にクリック率を確認し、他の広告と比較して相対的にクリック率が高い広告はユーザーにとって有益な情報であると判断されています。クリック率以外にも、有益性を判断するために広告表示オプションが設定されているか、広告に検索キーワードが文字として入っているかなどを細かくチェック項目はあります。

 

1-2 . 広告が表示されない本当の理由?

 

 次に1-1を踏まえて広告が表示されない理由を説明していきます。主に2つの理由が考えられます。1つ目は、”有益性が低い”広告であるとAdwordsが判断した広告です。過去の掲載結果を踏まえて相対的にクリック率が著しく低い場合、対象の広告が検索ユーザーにとって有益性が低いと評価されます。この場合、広告が表示されなくなります。2つ目は”有益性が判断”できない場合です。”有益性が判断できない”場合、不利益な情報を提供するリスクを回避してそもそも広告を出さない = 表示されない、となってしまうわけです。ロングテールキーワードで広告が掲載されない場合は、この2つ目の理由が該当することが多いと考えられます。では”有益性が判断できない”とはどういうことでしょうか?


 

1-3 .「検索ボリュームが少ない」は要注意アラート

 

 Adwordsでは過去のクリック率等のデータを活用して広告の有益性を評価しています。この評価方法をベースに考えた時、クリック率を正当に評価するためにはある一定量のデータボリュームが必要になります。ロングテールキーワードの場合、キーワード毎に細かく広告が設定されていると評価するために必要な検索数・クリックのデータボリュームを確保できなくなります。そのためAdwordsでは”有益性が判断できない”となるわけです。Adwordsの管理画面上で「検索ボリュームが少ない」とアラートが出ていることがあるかと思いますが、アラートの数が多すぎる場合は要注意です。



2.広告を表示するために最重要なグルーピング

 

 

前章を踏まえロングテールのキーワードで広告を表示するための最重要アクションである、キーワードのグルーピング方法についてご紹介していきます。

 

2-1. 一定量の検索数を確保する

 

 まず一番最初にクリアする必要があることは、Adwordsに”有益性を判断させる”ための一定量の検索数を広告単位で確保することです。ロングテールキーワード毎に広告を細かく設定することは非常に大事なのですが、細かく分けすぎてしまうとデータ量を確保できなくなります。細かくすることは大事、しかし束ねて検索数を確保することも大事、このトレードオフをうまく調和取りながらグルーピングすることが重要です。


 

2-2. キーワード同士の関連性でグルーピングする

 

 一定量の検索数を確保するためにキーワードをグルーピングしていくのですが、その際にキーワード同士の意味・関連性が高いものを束ねていく必要があります。ユーザーに対して有益性が高い広告を掲載する必要があるため、同じ広告を出すことが適していると思われるキーワードを束ねてグルーピングしていくことになります。例えば、「賃貸 渋谷」 と「 賃貸 道玄坂」 は 同じような意味を持つ関連性が高いキーワードなので束ねることに適していますが、「賃貸 渋谷」 と 「賃貸 銀座」では渋谷・銀座と全くニーズが異なるものになるため広告を分ける必要が出てくる = グループも分けるというわけです。このグルーピング作業は、関連性、意味の近さなどを機械的にチェックするのが難しいため、現状では運用担当者が経験則でキーワードをひとつひとつ精査していく必要があります。


 

2-3. グループ毎にユニークな広告を作成する

 

 最後にグルーピングしたキーワードに対して、そのグループ毎に適したユニークな広告を作成していきます。キーワードグループ毎にユーザーニーズをくみした最適な広告を出すことで、”有益性が高い” = クリック率が高い 広告を出すことになるわけです。


 

 上記3つをクリアすることでYahoo、Googleのリスティング広告で掲載されないといった問題が起きず、ロングテールキーワードで高い成果を出すことができるようになるのです。




3.グルーピングをサポートする自動化ツール

 

 

最後に、リスティング広告で成果が出るキーワードのグルーピングを効率的に行うことができる自動化ツールをご紹介していきたいと思います。自動化ツールで出来ることは大きく次の3つになります。


 

3-1. キーワード毎の検索数を調査する

 

 キーワード毎の検索数を調査する代表的なツールとして、Googleのキーワードアドバイスツールがあります。検索数のデータは掲載後の結果とはかなり異なりますが、新規で広告を掲載する場合の目安や相対評価するためのデータとしては参考になります。またそれ以外には、キーワード毎の実際に掲載した結果をデータとして蓄積し、それを組み合わせて提供していたりします。


 

2-2. キーワード同士の関連性(意味合いや文字列の近さ)を調査する

 

 自然言語処理技術の中で、”意味”や”文字列の近さ”をスコアとして返す技術が存在します。例えば、「あいうえお」と「あかうえお」は文字として1文字異なるだけなので、文字列としては近いといえます。一方で「さしうせそ」は1文字しか一致しておらず、文字列としては遠いとなります。この場合前者の1文字違いを90点、後者の1文字マッチの場合を10点といったようなスコア評価を行うことで、大量のキーワード同士の関連性を自動的に判断することができるようになるわけです。またキーワードの”意味”に関しても、ディープラーニングやAIなど言われる流行ワードでも語れているように、大量のデータサンプルから機械が自動的に学習することで、”意味”が近しいものを自動的に判断することが可能になってきています。人でしかできなかった認知判断の作業も最新の技術を活用することで、ある一定水準までは効率化することができるようになってきています。


 

2-3. キーワード毎に広告をユニークで作成する

 

 最後にキーワード毎に広告をユニークで作成する技術ですが、残念ながら文章を0から作成することは現状でもできません。ただしサイト内のページ毎のコンテンツを解析し、そのページで重要と思われる文章をpick upしてくれたり、広告のルールを1つ設定するとそれをベースにキーワード毎にユニークな広告を作成してくれるものが存在します。媒体機能でもキーワードをインサーションする機能は存在しますが、活用度は低いのが現状です。理由としては検索キーワードがそのまま使わるため日本語として変な文章になったり、他の企業と差別化を図った訴求ができないなどの欠点が存在するためです。その課題を補って、日本語を一部補正したり、企業毎の強みを生かした広告文を作成するツールなどをサポートしています。

 

 弊社で開発・提供しているリスティング広告の自動化ツール「ADFUNE(アドフネ)」については、上記のようなロジックを組み込んで、キーワードのグルーピング作業や広告作成をスピーディーに進めることが出来ます。詳しいご案内をご希望の方は、下記よりお問合せをお願いします。



 

まとめ


 せっかくロングテールキーワードを入稿したのに広告が表示されない!?という悔しい経験はよくあります。なぜこの事象が起きるのかを正確に理解した上で対策を打つことで、リスティング広告からより高い成果をあげましょう。

ShiroKuro

ShiroKuro

インターネット広告の代理店で運用を10年。コンサルティングやオペレーションの仕組み・サービス設計を担当。その後、独立してWebエンジニアへ転身。Webマーケティングのオペレーションエンジンを日々開発中。 #twitter https://twitter.com/ShiroKu93776123

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