GoogleAdwordsのあとに、Yahoo!プロモーション広告もやるべき?

 

 

 

リスティング広告を最初に開始する場合、「まずGoogleのAdwordsから始める」という方が多いのではないでしょうか。そして次に必ず「Yahoo!プロモーション広告も始めるべきか?」ということに一度は悩まれた方も多いかと思います。

 

 

「そもそもYahoo!ってGoogleと一緒でしょ?」、「やった方が良いかもしれないが、もう一度出稿の設定するのは面倒」みたいな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

 

本ブログではGoogle AdwordsとYahoo!プロモーション広告の違いについて説明しつつ、「Yahoo!プロモーション広告を始めるべきか?」という疑問について、結論を出していきたいと思います。

 

 

 

目次:

 

1.まず結論「Yahoo!プロモーション広告は絶対やるべき!」

 

2.Yahoo!プロモーション広告とGoogleAdwordsの違いについて 〜スポンサードサーチ〜

 

3.  2.Yahoo!プロモーション広告とGoogleAdwordsの違いについて 〜ディスプレイアドネットワーク編〜

  

 

 

 

 

1.まず結論「Yahoo!プロモーション広告は絶対やるべき!」

 

 

最初に私の結論ですが「Yahoo!プロモーション広告は絶対やるべき!」です。リスティング広告の運用で効果を最大化するために、やらないという選択肢は絶対無いと思います。

 

 

理由を簡単にご説明したいと思います。

 

 

1-1. 利用しているユーザーが異なる

 

非常にシンプルな理由ですが、利用しているユーザーがそもそも異なります。普段Googleを利用している人がYahoo!を並行して利用する、などと言ったケースは稀ではないでしょうか。逆もまたしかりで、普段Yahoo!の検索を利用している人がGoogleでの検索を頻度高く行うことは稀です。

 

 

そのためどちらか片方しかやらないという選択肢をとってしまうと、単純に広告を露出する機会損失を起こしてしまいます。

 

 

また詳細は第2章のYahoo!とGoogleの違いでも触れたいと思いますが、利用しているユーザー属性が違うので、商材やサービスのターゲット次第ではYahoo!の方がマッチする可能性もあります。

 

 

1-2. Yahoo!ディスプレイアドネットワークはディスプレイ広告でもマストでやるべき

 

次の理由ですが、日本でのYahoo!はメディアとして一番強い、という事実は今も昔も変わらない、という事実です。Yahoo!はPCのメディア、というイメージも強いですが、完全にメディアとしてスマホ化に成功しています。

 

 

これはYahoo!の決算資料を見てもわかりますが、直近の決算発表でもDailyアクティブブラウザは9,301万(参照;2017年2Q Yahoo決算資料より)で、2013年と比較しても全体で約1.5倍伸びております。

 

参照:Yahoo!Japan 2017年度第2四半期決算

 

 

かつスマートフォン経由の利用が全体の67.3%と約7割に迫る勢いとなっており、もはや完全にスマートフォンのメディアとして確率している状態です。

 

 

実際Yahoo!のメディア広告売上も順調に伸びており、かつ伸びている一番のポイントがYahoo!のスマートフォンメディアに広告を表示できるディスプレイアドネットワークです。Yahoo!の中では検索広告より売上比率が高くなっており、ディスプレイ広告を出稿するならYahoo!に出さない、ということは大きな機会損失になります。

 

 

 

 

 

2.Yahoo!プロモーション広告とGoogleAdwordsの違いについて 〜スポンサードサーチ〜

 

 

 

では次にそもそもYahoo!プロモーション広告とGoogleAdwordsの違いについて詳しく説明していきたいと思います。

 

 

 

2-1.検索広告での違いは?

 

まず前提として理解して頂きたいポイントではありますが、Yahoo!の検索システムはGoogleが提供しています。これはオーガニックの検索結果も検索広告の仕組みも両方に当てはまります。

 

 

そのため基本的な仕組みや機能に関しては、Googleとほぼおなじです。

 

 

ただしこれは検索だけの話で、Yahoo!のメディアサイトはYahoo!が独自で運営しています。そのためYahoo!ディスプレイアドネットワーク広告はYahoo!が独自で構築しています。GoogleAdwordsのGDNとはまったく異なります。

 

 

上記を前提とた上で、広告運用を行う上で双方の違いとして認識しておくべきポイントについてまとめたいと思います。こちらは色々意見がある所かと思いますが、筆者は主に下記3点について理解しておくべきかと思います。

 

 

 ・ 細かく違う原稿規定やオプション機能

 

 ・ 広告の審査基準

 

 ・ 利用ユーザーの違いによるデバイス比率

 

 

 

 2-1-1. 細かく違う原稿規定やオプション機能

 

 

まずこのポイントについてですが、私個人の意見としては「リスティング広告の運用で成果をだす上ではあまり重要なポイントではない」、と考えています。

 

 

理由ですが、この差の違いを丁寧に対応しても広告効果に与えるインパクトが非常に小さいからです。

 

 

例えば、検索広告のメインである広告の文字数カウントの方法 (※全角・半角の文字カウント方法) が異なりったり、使える記号も全く同じものではありません。そのため丁寧に原稿作成をすすめると、GoogleAdwordsで作成したい原稿とYahoo!スポンサードサーチで作成したい原稿に差が出てくるケースが多いです。

 

 

ただそこに手を出し始めてしまうと、今度は非常に出稿管理が大変になっていきます。Googleで変更した内容をYahooに適用したいときなど一律での変更ができなくなり、Yahooの仕様に併せて微調整する作業を行うことが必要になります。

 

 

作業が煩雑化していき、運用管理が大変になっていくと、本来やるべき原稿の検証・最適化が億劫になり、しばらくまったく変えていない、みたいなことが往々にして起きてしまうからです。

 

 

上記のような手間を考えるなら、GoogleAdwords・Yahoo!スポンサードサーチ共に使いまわせる最大公約数的発想で文字数や記号を使って原稿作成し、検証などをスピィーディーに行える状態を推奨します。

 

 

この原稿規定の詳細に関しては、「リスティング広告 原稿規定」などのキーワードで検索いただければ非常に丁寧にまとめたサイトなどが存在しますので、是非目を通してみると良いかと思います。

 

 

次にオプション系の機能ですが、名称も微妙に異なりますが基本的には一緒なものが多いです。ただし、GoogleAdwordsではβ版としてどんどん新しい機能が出て来るのに対し、Yahoo!スポンサードサーチではその中でスタンダードになったものが、半年後くらいに遅れてリリースさせる傾向があります。

 

 

 

 2-1-2. 広告の審査基準

 

 

次に広告の審査基準ですが、これはかなりGoogleAdwordsとYahoo!スポンサードサーチでは異なる傾向にあります。広告効果を上げるために重要なキーポイントというわけではないのですが、そもそも掲載できる・できないみたいな前提条件になるので、丁寧に対応する必要があります。

 

 

各媒体のヘルプページも充実しておりますが、それでも実際に落ちた理由・修正方法を把握するのは難しく、特に薬事などはそれ専用の経験がないとなかなか対応が難しいのが実情です。

 

 

最近は特にGoogleAdwordsのサポート体制が素晴らしく、メール・電話・チャットなどで柔軟に対応していただけるので、本当に困ったら是非活用してみることをおすすめします。

 

 

 

 2-1-3. 利用ユーザーの違いによるデバイス比率

 

 

検索広告の運用で広告効果に直結する違いは、実はここだと私は思っております。「利用ユーザーの違い」が影響するポイントは実際は多岐に渡るケースが多いですが(キーワード・広告の実績傾向など)、その中でも如実な差がこのデバイス比率の差です。

 

 

端的にいうと、GoogleAdwordsではスマートフォンとPC両方のユーザーに配信可能。Yahoo!スポンサードサーチはPCのユーザーがメインで配信可能、ということです。

 

 

スマートフォンでは8割:2割 = GoogleAdwors:Yahoo!スポンサードサーチ

PCでは、少しサービスによる差もありますが、まだ五分五分くらいの割合

 

という感じの配信実績になります。

 

 

そのためターゲット・サービスの特徴次第で、Googleがメインになるか、それともYahoo!も主力になるか、といった差が大きく異なります。

 

 

比較的ターゲットユーザーの年齢層が高かったり、BtoBの商材などはPCをメインとしたアプローチが多いかと思いますが、BtoCのサービスではほとんどスマートフォン、みたいなケースも多いかと思います。そうなるとGoogleAdwordsを中心に運用を行い、Yahooスポンサードサーチはサブ、みたいなことも多いかと思います。

 

 

ただしボリュームが少ないからとって配信しないというのはやはり絶対NGで、利用ユーザーが媒体を横断して使用しているケースは稀なので、広告配信は絶対行うことをおすすめします。

 

 

 

3.Yahoo!プロモーション広告とGoogleAdwordsの違いについて 〜ディスプレイアドネットワーク編〜

 

 

 

次にディスプレイアドネットワーク広告の違いですが、これは検索広告とは異なりまったく別、と考えた方がよいです。

 

 

1章でも触れたようにYahoo!は約7割がスマートフォーンで利用されるメディアです。そのためディスプレイネットワークの配信も、スマーフォンの割合が多くなっています。

 

 

そのため広告配信のメニューもスマートフォンメディアに適した形式 = Yahoo!インフィード広告などが主力になります。

 

 

簡単にインフィード広告の説明をすると、Yahoo!Topをスマートフォンで閲覧すると、各ニュースなどのコンテンツが縦に並んでおり、それをスクロールする形でページめくりをすると思いますが、そのコンテンツとコンテンツとの間に表示される広告がインフィード広告となります。

 

 

GoogleAdwordsのディスプレイ広告も、掲載先のメディアによってはこのようなインフィードタイプの広告掲載も可能なものが多いですが、まだまだYahoo!ほどそこに尖った形でなく、むしろ色々なメディアの形に併せた掲載タイプが用意されているような形です。そのためプロモーションの内容次第では、Googleディスプレイ広告のほうがバリエーションが豊かなので色々試すことができるかもしれませんが、一般的なCV獲得をメインとした広告配信においては、Yahoo!インフィードは非常に大事な手法となります。

 

 

配信ボリュームや効果も検索広告と異なり、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告の方がGoogleより良い、なんて実績は非常に多いかと思います。

 

 

配信面の違いやそれを踏まえた広告配信システムが検索広告とは異なり全く別のものになりますので、ディウスプレイ広告に関しては絶対両方やってみることを強くおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

YahooとGoogle、似ているようで似てない、似てないようで似ている広告手法ですが、同じにすべきポイントは同じとみなしつつ、それぞれの媒体で本当に大きな違いのポイントに目を向けて、それを踏まえて是非一度トライしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

ShiroKuro

ShiroKuro

インターネット広告の代理店で運用を10年。コンサルティングやオペレーションの仕組み・サービス設計を担当。その後、独立してWebエンジニアへ転身。Webマーケティングのオペレーションエンジンを日々開発中。 #twitter https://twitter.com/ShiroKu93776123